歌好き侍のブログ

こんにちは!このブログは基本的にBUMP OF CHICKENの曲を楽しもう!というブログです。できるだけ長く続くよう頑張ります!

GO by BUMP OF CHICKEN ~でこぼこ丸い地球の上~

今回はBUMP「GO」について語っていきます!!!

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この曲は2016年に発売されたアルバム「Butterflies」に収録された曲です。

アルバム曲ですが、アニメのOP起用やMVの一般公開など知名度も高く、ファンからの人気を集める一曲となっています。

また、近年のライブでは登場する機会が多く、

僕の初ライブ参戦となった「aurora ark」では、前奏に新しく歌詞を加えたverを披露しており、聴くたびに新鮮さを感じる曲になっていると思います。

それでは歌紹介に移りましょう!!!

 

👇MVはこちらから👇

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<歌詞>

(1番)

歩くのが下手って気付いた ぶつかってばかり傷だらけ
どこに行くべきかも曖昧 でこぼこ丸い地球の上
叱られてばかりだったから 俯いたままで固まった
遠くで響くトランペット 固まったままで聴いていた


途方に暮れて立ち止まって 泣いたら出来た水たまり
映した無数の煌き 懐かしい声で囁くよ


心が宝石を生む度に 高く浮かべて名前付けた

忘れられてもずっと光る 星空は君が作ったもの
体は必死で支えている どこであろうとただついていく
強くなくたって笑いたい 涙を拭った勇気の手

(2番)
皆が走って先急ぐ サーカスが来たってはしゃいでいる
なんとなく僕も走りたい チケットも持っていないのに
叱られるって思い込む 何か願った それだけで
ぶつかってばかり傷だらけ だけど走った地球の上


どうしたくてこうしたのか 理由を探すくせがある
人に説明出来るような 言葉に直ってたまるかよ


とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも選んだ未来
君の行きたい場所を目指す 太陽は今日のためにあった
体は本気で応えている 擦りむく程度はもう慣れっこ
喜んでいいものなのかな 一生今日が続いて欲しい

(Cメロ)
誰かが誰かを呼んだ声 知らない同士 人の群れ
辺りは期待で溢れた 僕だって急いで走った
何かが変わったわけじゃない 何かが解ったわけじゃない
ゴールに僕の椅子はない それでも急いで走った
思いをひとりにしないように

(最後サビ)
とても素晴らしい日になるよ 選ばれなくても選んだ未来
ここまで繋いだ足跡が 後ろから声を揃えて歌う
心が宝石を生む度に 高く浮かべて名前付けた
強くなくたって面白い 涙と笑った最初の日


何かが変わったわけじゃない 何かが解ったわけじゃない
でこぼこ丸い地球の上
誰かが誰かを呼んだ声 知らない同士 人の群れ
でこぼこ丸い地球の上

 

 

この曲から元気をもらった人も多いのではないでしょうか。

特に「とても素晴らしい日になるよ」でのBUMPが背中を押してくれる感がいいですよね。

また、イントロのワクワク感も外せないです。。。。

それでは、1番からこの歌を語っていきたいと思います!!

 

①1番終わりまで

「歩くのが下手って気付いた ぶつかってばかり傷だらけ
 どこに行くべきかも曖昧 でこぼこ丸い地球の上」

まず、はじめは自分自身の歩き方や目的地、つまりは「生き方」が下手だという自覚からこの歌は始まります。

そして、この表現、「でこぼこ丸い地球の上」。

地球のイメージを聞くと、大抵は「青い」だとか「丸い」ことが挙がります。

また、外から他の惑星を見ると球に見えるように、地球を外から見るとそれは「球」と表現できると思います。

けれど実際、地球上で生きる我々はその高低差だとか地形差などの「でこぼこ」と共に生活をしています。

それと同じで、自分の内面も外(他人)から見た時には違和感を覚えなくても、自分上(自分の中)から見れば多数の「でこぼこ」を抱えて生きているということ。

この、自分の生き方と地球の事実を組み合わせている所が凄いです。。。。

 

<僕の好きポイント>

1番はサビ前の

「途方に暮れて立ち止まって 泣いたら出来た水たまり
 映した無数の煌き 懐かしい声で囁くよ」

1番の序盤で、自分の生き方を自覚して途方に暮れてしまった自分。

そんな自分は「悲しみ」だとか「やるせなさ」などを感じます。

そして、泣いたら出来た水たまり。

それがいわば、自分の中にあるモノを写す「鏡」になってくれる。

写ったものは、自分がこれまで生きてきた中で出会った煌きたち。

この自分を見つめ直す機会を「涙の水たまり」で表現してくるトコが藤原さんなんですよねぇ。。。

 

サビに移動します。

「心が宝石を生む度に 高く浮かべて名前付けた

 忘れられてもずっと光る 星空は君が作ったもの」

思い出に残る記憶、大切な記憶、そのようなモノに出会う事。

それを「心が宝石を生む」という言葉で表現していると思います。。。

いや、すんごい言葉選びなんだよなぁ・・・・

そしてそれは、自分の中で星のような存在となってくれると。。。

そういう自分を照らしてくれるモノは、「君自信」が出会ってきた(作ってきた)んだよ。というメッセージですね。。。

 

「体は必死で支えている どこであろうとただついていく
 強くなくたって笑いたい 涙を拭った勇気の手」

ここはBUMP特有の「心」「体」の関係ですね。。。。

「体」は「心」の外を構成する、いわば「心」を支えるモノ。

それは「心」が向かう方向についてくる、いつだって「味方」の立場にいる存在です。

そして「体」は「心」が強くなくても笑って欲しい。

だからこそ「心」が流す涙を、「体」である勇気の手が拭うという構図になる。。。

 

②2番終わりまで

「皆が走って先急ぐ サーカスが来たってはしゃいでいる
 なんとなく僕も走りたい チケットも持っていないのに」

一番では固まった状態でいた自分に、ここでは周りに影響されてですが、行動し始める意志が生まれ始めます。

そして次の歌詞、

「叱られるって思い込む 何か願った それだけで
 ぶつかってばかり傷だらけ だけど走った地球の上」

「心」の考え、その臆病な気持ちが1行目で表現されます。

しかし、次の2行目で「体」部分が言及されます。

「体」についた傷は、今まで確かに自分が生きてきた証拠であり、地球の上を走ってきた記憶を「体」はちゃんと覚えているよ。と。

 

「どうしたくてこうしたのか 理由を探すくせがある
 人に説明出来るような 言葉に直ってたまるかよ」

「心」は自分の行動一つ一つを納得させるために理由を探します。。

そうやって、自信のない自分を「正しく」したいんですよね。。。

けれど、ここでは「自分の行動が人に説明できる理由で成り立つモノ」に収まってたまるかよ。という開き直りに似た立ち直りをします。

この発想というか立ち直り方が、BUMPの励まし方の一つとして良い役割を果たしていると思います。。。

 

<僕の好きポイント>

「とても素晴らしい日になるよ 怖がりながらも選んだ未来
君の行きたい場所を目指す 太陽は今日のためにあった」

この「太陽さえも君の味方だと」という応援を

「君の行きたい場所を目指す 太陽は今日のためにあった」で表現してくるとは!

また、完全には自分が選択することへの不安は取り除けないんですよね。

いくら他の人に、俺がついてる!と仲間になってもらっても心のどこかに残る。

だからこその、「怖がりながらも選んだ未来」。

そしてそれは、そういう「事実」込みでの君の選択を肯定してくれる言葉、

「とても素晴らしい日になるよ」に繋がるんですよね。。。

拭えない事実を受け入れて、聴く人に勇気を与えてくれるBUMPの良さがここでは出ていると思います。

 

③Cメロ

「誰かが誰かを呼んだ声 知らない同士 人の群れ
 辺りは期待で溢れた 僕だって急いで走った」

 「誰かが誰かを呼ぶ」、それはつまり必要としてる誰かを呼ぶこと。

周りの人達は自分かもしれないという期待で走り出す。

そして、「自分」も完全に自信を持てたわけでは無いが、

急いでその場所を目指し始める・・・

 

<僕の好きポイント>

「何かが変わったわけじゃない 何かが解ったわけじゃない
 ゴールに僕の椅子はない それでも急いで走った」

何かが変わっても分かったわけでもなく、自分に大きな変化が訪れた訳でもない。

けれど、ここでは「変われた自分」が表現されている。

自分に完全な自信は出来ていないが、前までの自分が動けなかった場面で、はっきりした理由も無いのに走れている。

そして、その「動き始めた心」を一人にしないように「体」はしっかり付いていく。

この、今までの流れが全て繋がるこの場面が良いんですよね。

それと、コーラス部分の「オオーオオ」の部分も好きです笑

 

④最後サビ

「とても素晴らしい日になるよ 選ばれなくても選んだ未来
 ここまで繋いだ足跡が 後ろから声を揃えて歌う」

「選ばれなくても選んだ未来」。この言葉が最強ですね。。

結局、理由を上手く作れなくても、生き方が下手でも自分から行動を起こす(選ぶ)ことは出来るんだ。という自分の目覚め。

そしてそれを応援する、今まで生きてきた中で出会った出来事や気持ち達。

まるで世界が祝福してくれるような感覚を体験させてくれるこの歌詞には、魔力というか不思議な力を感じました。

 

そして、次の

「強くなくたって面白い 涙と笑った最初の日」

 最初に流れた涙(悲しみや弱さ)は、水たまりとなり自分の心と向き合うきっかけとなってくれました。

そしてここでは「涙と笑う」こと、つまりは「自分の弱さ」と生きていくんだ。という

自分の新たな決意を持ったことが歌われます。

だからこそ「強くなくてもいい」という結論に到達できたんですよね。。

 

最後に、「でこぼこ丸い地球の上」が繰り返されます。

最初に登場したこの歌詞は「不完全だとか生きにくさ」の意味合いに近いものでした。

しかし、自分の生き方はそういう「でこぼこ」と共に生きていくことです。

よって、最後のサビまでの自分の心の変遷を踏まえると、

ここでは「不完全ゆえの愛すべき道(生き方)」という意味合いに受け取り方が変化しているように自分は感じました。

 

自分の弱さ、不完全な自分と生きていくという事。

そして、そんな自分に勇気をくれる一曲だと僕は思いました。

 

<まとめ>

この曲はホントに勇気をもらえますね・・・!!!

語ってみると、また新たな魅力に気づけました!!!

また、ライブ「BFLY」や「aurora ark」では前奏部分に藤原さんのコーラスや歌詞が追加され、さらに綺麗な心に響く一曲となっております。。。ぜひ・・・・

 

 

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