歌好き侍のブログ

こんにちは!このブログは基本的にBUMP OF CHICKENの曲を楽しもう!というブログです。できるだけ長く続くよう頑張ります!

天体観測 by BUMP OF CHICKEN       ~イマというほうき星~

さてさて、記念すべき1曲目ということで今回はBUMP OF CHICKENの 

「天体観測」 を語っていきたいと思います!

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この曲はBUMPファンならずとも知っている名曲中の名曲ですよね☆彡

実際、カラオケに行くと履歴には高確率で登場するわ、ランキングでも上位に出てくるわで世間での認知度がとても高いことが実感できます。

僕もBUMPを聴き始めた時には、既にこの曲を知ってましたからねぇ笑

では前置きは置いといて、早速歌詞を見ていきましょう笑!!!

 

<歌詞>

午前二時 フミキリに 望遠鏡を担いでった
ベルトに結んだラジオ 雨は降らないらしい

二分後に君が来た 大袈裟な荷物しょって来た
始めようか 天体観測 ほうき星を探して

深い闇に飲まれないように 精一杯だった
君の震える手を 握ろうとした あの日は

見えないモノを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ
静寂を切り裂いて いくつも声が生まれたよ
明日が僕らを呼んだって 返事もろくにしなかった
「イマ」という ほうき星 君と二人追いかけていた

気が付けばいつだって ひたすら何か探している
幸せの定義とか 哀しみの置き場とか

生まれたら死ぬまで ずっと探している
さぁ 始めようか 天体観測 ほうき星を探して

今まで見つけたモノは 全部覚えている
君の震える手を 握れなかった痛みも

知らないモノを知ろうとして 望遠鏡を覗き込んだ
暗闇を照らす様な 微かな光 探したよ
そうして知った痛みを 未だに僕は覚えている
「イマ」という ほうき星 今も一人追いかけている

背が伸びるにつれて 伝えたい事も増えてった
宛名の無い手紙も 崩れる程 重なった

僕は元気でいるよ 心配事も少ないよ
ただひとつ 今も思い出すよ

予報外れの雨に打たれて 泣きだしそうな
君の震える手を 握れなかった あの日を

見えているモノを 見落として 望遠鏡をまた担いで
静寂と暗闇の帰り道を 駆け抜けた
そうして知った痛みが 未だに僕を支えている
「イマ」という ほうき星 今も一人追いかけている

もう一度君に会おうとして 望遠鏡をまた担いで
前と同じ 午前二時 フミキリまで駆けてくよ
始めようか 天体観測 二分後に君が来なくとも
「イマ」という ほうき星 君と二人追いかけている

 

いやぁ~、、やっぱスッゲェ歌詞ですよ・・・・

サビの破壊力、、歌詞全体を通して描かれる君、、言葉選びの数々、、

と、挙げたらキリがないほどです・・・笑

 

①1番サビ終了まで

まず1番は、この歌のストーリーの起点とも言える

「僕と君」の思い出といった部分ですね。

・・・午前2時・・・フミキリ集合・・・望遠鏡・・・ラジオ・・・と、

登場人物たちのワクワクや高揚が伝わってきます。

 

<僕の好きポイント>

と、唐突に始まった謎コーナーですが、こうしないと全部話しまくって、

結局コイツはどこが好きなんだよぉ!!!、となってしまいそうなので

このコーナーを各場所に設けることにしました・・・笑

 

(1)「二分後に君が来た 大げさな荷物しょって来た」

いや、開幕なんか地味なところ拾ってきたな!!

というツッコミは一旦待ってください!!!!笑

この歌詞の何が好きかって、ブーメランみたいなこと言ってるトコなんですよ

「大げさな荷物」と言ってる辺り、「僕」は二分後にやってきた「君」に対して、

(おうおうおう、お前めっちゃ準備してて、すっげやる気あるなぁ)

みたいな感想を持ってると思うんですよ。

修学旅行でお菓子やトランプとかめっちゃ持ってきてる奴に対して茶化す的な。笑

んでも、ちょっと冷静に考えると「君」だけじゃないんですよ。

だって、そんなにやる気に満ち溢れてる奴より

2分前に集合場所に到着した人物がいるじゃないですか・・・

そう、「僕」も「君」に負けない位、天体観測への熱意が満ち溢れてるんですよ!!

って考えると、僕(ブログ筆者)はこの会話?、感想?みたいな歌詞が、

登場人物たち(僕の中では少年2人)の純粋な熱意が微笑ましく表れてるように見えるんですよ。この点が、僕が好きなポイントで選んだ理由ですね。

 

2番サビ終了まで

さて、二人の思い出部分が終了し2番に入っていきます。

「気が付けばいつだって ひたすら何か探している
 幸せの定義とか 哀しみの置き場とか」

!?!?!?!?!!!!!!

いきなり歌詞のメッセージ性が強くなってない!?!?!?!?!?!?

そう、さっきまでの思い出はあくまで回想・・・

この物語の「イマ」は「僕」が「君」と会わなくなった「現在」なんです・・・

ほうき星も一人で追いかけるようになっちまったよ・・・・

と絶望のまま始まった紹介ですが、ここでも好きポイントを語ります笑

 

<僕の好きポイント>

(2)「今まで見つけたモノは全部 覚えている

  君の震える手を握れなかったあの日を」

ここもサビではなく、その直前のサビにかけて盛り上がるところを抜き出しました。

ここでの歌詞はもう見て伝わるように後悔マシマシな内容となってます・・・

1番では「見えないモノ」を見ようとしていた「僕」・・・

けれど、「見つけてしまったモノ」は「君の震える手を握れなかった自分」・・・・

いや、めちゃくちゃ切ねえええええ!!!!純粋な熱意の結果がこれかい!!!

「見えないモノ」、昔は星空の中の暗い輝きの星のような物理的に見えにくいモノ

天体観測で見つけようとしていたのに・・・

けれど、「君の感情や思っていること」のような物理的に見えないモノ

「君」の震える手から「見てしまった」こと。

しかも、この歌詞の置かれてる場所が

「君がいない僕」を歌うサビの直前!!!

・・・・・・・いやあ、、これが藤原基夫ですよ・・・・・・・・

こんなドでかい思いが直前にあればサビで当然、感情の爆発しますよ・・・

 

Cメロ

ここから、Cメロに入っていきます。時系列は変わらず「君がいない現在」です。

このパートはまず、藤原さんの歌い方が心に響くんですよね。

一つ一つの歌詞の間が短くなっていて、

「君」に思いを伝えたい「僕」の必死さや溢れ出す想いが伝わってくるんですよね・・

それと、「ただ一つ今も思い出すよ」の後に一区切り大きい間が入ることによって、

次の「予想外の雨の時の君と僕という「ただ一つ今も思い出す場面」

より強調して「聴かせる」、そして最後のサビに持っていくという表現も、

何回も聞いた今でも感動せざるを得ません。

 

 

<僕の好きポイント>

(3)「背が伸びるにつれて伝えたいことも増えてった

  宛名のない手紙も震えるほど重なった」

ということで、Cメロ最初の歌詞を拾ってきました!!!

まず、成長するにあたって「あの頃」を表現する知識や語彙は当然増えていきます。

それを背が「伸びるにつれて」伝えたいことも「増えてった」手紙も「重なった」と、全て上に積み重なっていくイメージ」で表現がされています。

このイメージの一貫性で、この場面が強力に印象付けられました・・・!!!

 

そして、「宛名のない手紙も震えるほど重なった」の歌詞・・・・

これが超、超、超、強力なんです・・・・・!!!

宛名が無いけど重なるってことは、本文は書けてるんですよ・・・!!!

けれど、「君」に届けるための宛名だけが書けない・・・・!!!

それが成長していくにつれ、震えるほど重なっていく・・・

切ねえええええええ(再発)!!!!!!

今で言うと、LINEで文章を書いたけど、いざ送ろうとする時に

送信ボタンを押す勇気が出なくて文章消しちゃう感じの気持ちかなあ(現代っ子

と、Cパートは最初から切なさ最高潮だよっていう自分の感想でした。

 

ラストサビ

さてさて、曲もラスト、最後のサビに入ってきました。

ここでは、「イマ」と、ほうき星について語っていきます。

 

・「イマ」

まず、思ったのが(なんでカタカナなん?)ってコト。

僕も最初はロックバンド特有のおしゃれ表記かなと・・・笑

でもこれ、この歌の各サビで登場しているんですよね・・・

「君と二人で追いかけていたイマ」「一人で追いかけているイマ」

「君と二人で追いかけるイマ」と、大きく分けて3回も違う場面で使われています。

・・・・・ん?ここで違和感が生じます・・・・・

この歌って結局、イマ、「現在」は「僕」が一人でいる時じゃね?と。

ってことはこれらの「イマ」は全く同じ時間を指してはいない・・・・・・

つまり、「二人で追いかけてた瞬間というイマ(過去のある瞬間)」

「一人で追いかけている現在のイマ(現在のある瞬間)」

「もう一度二人で追いかけるイマ(現在か、近い未来のある瞬間)」

・・・・のように、「イマ」は区別できる・・・・???

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いや、複雑でわかんねえ!!ってことで・・・・

 

 

・「ほうき星」

ここで「ほうき星」の登場です。ほうき星は一般に「彗星」のことです。

彗星は地球上で観測できるものが多々ありますが、

短いものでも次に見ることができるのが80年先と、基本的にある彗星に対して、

人間は一生に一度しか出会う機会を持っていないと言えるでしょう。

すみません、いきなり勉強みたいな内容になりました笑。

んで、歌詞に戻ると「イマというほうき星」と、

イマ=ほうき星っていう構図になっているんですよね。

そうして、ほうき星の性質を見ると・・・・・・・

どの時点どの瞬間でも、「イマ」というのは

その時の一瞬しか出会えないモノという考え方ができてきます・・・・

ってことはわざわざ「イマ」表記しているのは・・・・

過去、現在、未来、

全ての時間軸は「イマ」という瞬間で構成されていて、

取り戻せないんだぜ、特別なんだぜ、

ってことを強調している・・・!!!

信じるか、信じないかは・・・・あなた次第・・・・・・・

 

<まとめ>

初記事で調子に乗りすぎた感ありますね・・・・笑  。4000文字・・・・・

今回はBUMPの代表曲である「天体観測」について語らせてもらいました。

この曲は割と語られつくされた感があるので、あまり多くは語らないようにしようとした結果でも4000文字を超えるとは・・・・・

BUMPの凄いところに、「解釈が人それぞれでできる」という点があると思います。

この記事が読者の皆さんに「天体観測」を聴いて、思いを馳せてみる良い機会になればと思います。

自分で考察してみた結果、アイツの言ってたこと違うじゃん、、、とか

俺私はこう思う、、、だとかそれぞれ感想を持ってもらえれば嬉しい限りです。

 

↓BUMPの天体観測はこちら!!!

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