歌好き侍のブログ

こんにちは!このブログは基本的にBUMP OF CHICKENの曲を楽しもう!というブログです。できるだけ長く続くよう頑張ります!

涙のふるさと by BUMP OF CHICKEN ~会いに来たよ 君に会いに来たんだよ~

今回はBUMP「涙のふるさと」を語っていきます!!

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この曲は2006年に発表された、BUMP初のCMですね。

シングルリリース、アルバム「orbital period」収録、MV一般公開など、

登場する機会も多く、人気曲となっております!!!

この前までは、期間限定でライブpathfinderがYoutubeで公開されており、

僕も、このライブverの「涙のふるさと」を聴いて、良さを再認識した感じです。。。

それでは、歌紹介から行きましょう!!!

 

👇PVです👇

youtu.be

#実はPV出てるのは、堀北真希さんなんですよね・・・!!

 

<歌詞>

(1番)

探さなきゃね
君の涙のふるさと
頬を伝って落ちた雫が
どこから来たのかを

出掛けるんだね
それじゃここで見送るよ
ついていけたら嬉しいんだけど
一人で行かなきゃね

リュックの中は空にしたかな
あれこれ詰めたら 重いだろう
その濡れた頬に 響いた言葉
それだけでいい 聞こえただろう

「会いに来たよ 会いに来たよ
君に会いに来たんだよ
君の心の内側から 外側の世界まで
僕を知って欲しくて 来たんだよ」
(2番)
見付けなきゃね 消えた涙の足跡
彼の歩いた道を逆さまに 辿れば 着くはずさ

見つめなきゃね
どんな淋しい空でも
彼も見てきた 空だと知れば
一人じゃないはずさ

逃げてきた分だけ距離があるのさ
愚痴るなよ 自業自得だろう
目的地は よく 知ってる場所さ

解らないのかい 冗談だろう

「会いに来たよ 会いに来たよ
消えちゃう前に来たんだよ
君の涙のふるさとから
遠ざかる世界まで
君に知って欲しくて 来たんだよ」
(Cメロ)
到着だよ ほら 覚えてるかな
いつか付いた傷があるだろう
君の涙が生まれ育った
ふるさとがあるだろう

新しい雫がこぼれたよ
治らない傷を濡らしたよ
全てはこのため この時のため
とても長い旅を越えて
(最後サビ)
「会いに来たよ 会いに来たよ 

消えちゃう前に来たんだよ 消せない心の内側から 

遠ざかる世界まで ちゃんと見て欲しくて」

「会いに来たよ 会いに来たよ 

君に会いに来たんだよ 君の涙のふるさとから 

乾ききった世界まで 僕を知って欲しくて 

君を知って欲しくて 来たんだよ」

笑わないでね 俺もずっと待ってるよ
忘れないでね 帰る場所がある事を

 

①一番終わりまで

「探さなきゃね 君の涙のふるさと」

まず最初は、前奏後の藤原さんの優しい語りかけで歌が始まります。

ここでいきなりタイトル、「涙のふるさと」が歌詞に出てきます・・・・

この「ふるさと」とは、涙の生産地としての「目」なのか、

それとも、その涙が生まれる内面的な理由や感情などの「原因」なのか・・・・・

僕個人としては、「涙の原因」だと思っています。。。

その次の歌詞、

「ついていけたら嬉しいんだけど 一人で行かなきゃね」から、

探すのを手伝いたいけど、その解決は君自身でしなきゃいけない。

という、メッセージを感じ取ったからです!!!

こういうBUMPの「全部が全部、俺達に任せろ!!」じゃなくて、

「戦うのはあくまで君だけど、俺らはちゃんと側にいるよ」

っていう姿勢というか、立ち位置が好きな方も多いんじゃないでしょうか。。。

 

<僕の好きポイント>

(1)「君の心の内側から 外側の世界まで
    僕を知って欲しくて 来たんだよ」

まず、「心」って他人には直接見られることって無いじゃないですか。。

そのただでさえミステリアスな場所に、さらに自分にも分からない領域、

そういう自分の無意識的な一面を「心の内側」と表現するトコよ・・・!!

そして、「そこから外側の世界まで」、無意識的なトコからはっきり分かるトコまで

僕を知ってほしいから来たんだよというフレーズ。

これって、この言葉の主ってのは「涙」なんじゃないのかなと。。。

ここに関しては、曲後半まで思考を引っ張ることにします。。。

 

②2番終わりまで

「見付けなきゃね 消えた涙の足跡
 彼の歩いた道を逆さまに 辿れば 着くはずさ」

涙の足跡って表現からもう好きなんですけど、2番はここから始まります。

涙の足跡、つまり涙が流れた跡っていうのは「いずれ乾く」のと「目から1本で伸びている」という点が挙げられると思います。

ってことは歌詞通り、逆さまに辿れば目に辿り着くし、いずれ乾いて消えます。

んで、自分が涙を流した理由だとか感情だとかもいずれは消えるし、流すことになった経緯を辿らなければ原因である「涙のふるさと」には到着できません。

ということは、ここは1番で考えた、涙の生産地(目)としてと、涙の原因(理由、感情)の「涙のふるさと」という二つの性質を共存させている・・・!!!

いやあ、この曲はかなり難関問題ですねぇ。。。

 

<僕の好きポイント>

(2)「逃げてきた分だけ距離があるのさ
    愚痴るなよ 自業自得だろう」

おそらく、この曲のどこが好き?と聞くと多くの人が挙げるだろうこの歌詞。

ここはホントに、聞いてる人にもぶっ刺さるメッセージですからね。。。

結局、向き合うべき事から距離が離れてるのは自分が勝手に距離をとってきたから・・・

ここはマジで、受験期とかは刺さりましたねぇ。。。

それでも、「自業自得だろう」っていうシビア目な言葉からには、

自分で距離を離せたんだから、近づきもできるじゃん?

っていうプラスな意味合いにも受け取れるように感じ取れました!!!!

 

③Cメロ

「到着だよ ほら 覚えてるかな いつか付いた傷があるだろう」

と、言う訳でついに「涙のふるさと」に辿り着きました・・・!!

この「いつか付いた傷」ってのは、正に「涙を流すことになった出来事」や「傷ついた感情」のことだと思います。。。

そして、その後に続くこのフレーズ、

「君の涙が生まれ育った ふるさとがあるだろう」

涙が生まれ育つ場所、それが「ふるさと」ということが分かります。

ってことは「出来事」というよりは「感情」の方が近いのかな・・??

そして先ほどの、涙は心の内側から来ているという涙自身からの証言。。。

つまり、「涙のふるさと」っていうのは、自分自身を形成している自分でも意識することはあまり無い、心の基盤となってる感情のコト・・・!!!???

 

そして、そういう感情が積み重なってることが次の

「新しい雫がこぼれたよ 治らない傷を濡らしたよ」に入ってるのかなと。

感情表現の「涙」は、傷ついた感情の上を流れていくというコト。

そうして、「治らない傷」にもう一度目を向ける機会となれば、逃げてきた距離を取り戻せる、自分と向き合えることができるんじゃないかなって。。。。

 

Cメロ語りすぎたぁ!!!この論理の流れがあるから全体が丸々好き!という事で・・

僕の好きポイントはスキップ!!!!笑笑

 

④最後サビ

さて、最後はまずセリフ歌詞が連続します。。。

「消せない心の内側から」は、自分を形成する傷ついた感情ですね・・・

その次の、

「僕を知って欲しくて 君を知って欲しくて 来たんだよ」は、

僕(涙)を知れば、君自身に隠れている君を形作る感情を知れるよね。

という涙からの全力メッセージだと思います笑笑。

 

そしてこの曲のラスト、ここで衝撃の展開が訪れます・・・・!!

「笑わないでね 俺もずっと待ってるよ 

 忘れないでね 帰る場所がある事を」

 あれ???「俺」??「僕」は????

そう、この歌の歌詞に「」のセリフパートがあったのは、

「」の一人称者「僕(涙)」と、それ以外を喋っていた「俺」と二人居たからなんですよね・・・!!!

いやいや、推理小説叙述トリックみたいなことするな笑笑と。

涙くんが自分に向き合う機会をくれて、、

「俺」は自分を待っててくれる、味方になってくれる。。。

そんな2人に支えられるストーリーなのかな。と自分の中で決着がつきました。

 

<最後に>

この曲はいろんな場面で歌われてる印象はあるけど、、

マジでpathfinderの時のアレンジverを聴いてほしいんだマジで!!!

テンポが大きく変わるのと、静かな語り口調で歌うことによっTe・・・・・・・

この先はぜひ自分の耳で確かめてくれ!!!(攻略本感)

 

この曲こそ、解釈がすごく難しかったです・・・・・

ぜひ、ご自分でも考えてみてください。愛着度3割は増します笑笑。

 

👇pathfinderのライブ映像はこちらから👇

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